結花(ゆい) (蔵ギャラリー・喫茶 松戸市下矢切) 訪問記

2011年6月4日 mixi クラシックギターブチ発表会  キャンドルナイトプチ 参加

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久しぶりにmixiプチ発表会に参加しました。 プチはギター愛好家の演奏・交流の場として首都圏で人気があり、毎週のようにどこかで開催されていますが、参加希望者が多くてエントリーが難しいのです。 今回は2日前にキャンセルの方が出ましたので、急遽参加表明しました。

今回は、みたぽんさんの初主催で、場所も初めての場所。結花はとても素敵な空間でした。
矢切の渡しで有名な江戸川の千葉県側にありますが、川を挟んで東京側は寅さんで知られた葛飾区柴又です。横浜方面からは京急が乗り入れていて思いのほか便利でした。 
建物は明治の初期のもの、埼玉県所沢市にあったもので再開発で壊される直前に、貴重な伝統建築(見世蔵)を守ろうと結花のオーナーが引き取り移築したそうです。所沢では薬局として実際に使われていたそうです。
大きな梁に目を見張ります。床も昔の板床のまま、昔の小学校の教室の床、ぞうきんがけをふと思い出しました。店内には明治初期(あるいはもっと昔)の家具や工芸品など、が置かれています。私たちのおじいさんおばあさんが幼い頃の雰囲気なのでしょう。 癒される空間です。

お店のオーナーの古いものに対する奥深い愛着が感じられます。
今回の参加者は13人。10人が16分枠の演奏。3人は8〜10分。 クラシックギターソロが主体ですが、ギターと歌、ギターデュオ、朗読もあり、皆さんの素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。

みたぽんさん作成のプログラム です。

NAOさん千葉ソロギターサークルのブログにも詳しい報告が載っています。

ギターの音が程よく、心地よく響きました。
ラムタムさんの美しいトレモロが響きます。 花子さんの鉄弦とMadさんのヴォーカル。聴き惚れました。Madさんの意外な一面。また聴きたいです。

この人がいないと今日がありません。プチ発表会の創設発起人、野口さんの癒しのギター 初参加のティアラ16さん。緊張の中でも落ち着いた丁寧な演奏でした。 コンクール常連参加のだいさんのメリハリの利いた演奏。
ずかさまんさんのニューシネマパラダイス。感動の涙でした。映画シーンがよみがえります。 みたぽんさんのギターときょうちゃんさんの朗読。プラテロと私。プロの声の表現力、とても新鮮でした。 全てヨークの曲でまとめたかちょさん。ヨークの独特な世界を見せてくれました。
あいぼうさんの力強い演奏。グラナダ、セビリアの情景が浮かびます。 最近シニアコンクールで優勝したNAOさん。舞踏礼賛が建物に響き渡りました。 最後にMad Guitar さんの演奏。巨匠の趣です。
あれ!! かみやんの写真が無いよ!
そうです。緊張して演奏開始時に、隣の人への撮影依頼を忘れてしまいました。もう一つ演奏前の挨拶を考えていたのですが、言わずじまいで演奏を始めてしまいました。かなり緊張していたのだと思います。次のような言葉を考えていました。
「今日は素敵な会場でギターを弾くことができます。会を企画された方、お店の方、集まられた皆さんに感謝します。
コンサートはこんな感じて進みました。   (ずかさまんさん演奏・NAOさん撮影) 所沢に建物があった頃の写真が飾られていました。(左下写真)
もう一人私の場合は感謝しなければなりません。直前にキャンセルされた方にです。感謝の謝の字に魂という字ををつなげて謝魂(シャコン)。この気持ちで弾きたいと思います。長い曲ですが最後までよろしくお願いします」 と。 
私の演奏はバッハのシャコンヌ。指が思うように動かないところが結構ありましたが、思いは伝わったかな?まだまだ精進です。